話す際は自己責任でお願いします。

区分 NG例・注意点 該当法・理由 備考・対処法
個人攻撃・名指し批判 「○○は売国奴」「××議員は裏金だらけの腐敗政治家」など 名誉毀損罪(刑法230条)、侮辱罪(231条) 公人でも虚偽や人格攻撃は訴訟リスク。→ 「政策として問題がある」「こういう行動が疑われる」等の言い回しで代替可能。
事実無根の断定的発言 「○○は外国勢力の手先だ」など 名誉毀損・業務妨害(刑法233条) 疑惑レベルの内容は「~と報道されている」「~との指摘がある」にとどめる
暴力的・過激な言葉遣い 「ぶっ壊せ!」「皆で突入だ!」など 威力業務妨害(刑法234条)や扇動罪の可能性 言葉が行動を誘発するような構成は避ける。「抗議しよう」「変えていこう」などが無難
差別・排外的表現 「○○人は出て行け」「外人に生活保護は不要」など ヘイトスピーチ解消法、迷惑防止条例、条例罰の可能性 主張の自由ありつつも、民族や属性を一括で否定する言い方は控える。個別政策批判に切り替える
大音量・怒鳴り声・煽動的口調 怒鳴る/ヒステリックに話す 軽犯罪法・騒音規制・治安維持の観点 聞き手を委縮させる。感情は込めつつも冷静に語る方が説得力あり
選挙期間中の政党支持・不支持の明言 「次の選挙で○○党を落とせ」「××候補に入れよう」 公職選挙法違反(142条 事前運動など) 選挙期間中は避ける。選挙と関係ない時期でも「制度の問題として」話すのが無難
集団に対する一括否定 「○○支持者は全員頭がおかしい」 侮辱罪・名誉毀損の対象になることも 特定の主張者に対する批判も“属性批判”になると拡大解釈されやすい
警察や官僚に対する“暴力扇動” 「警察なんか倒せばいい」「財務官僚に物を投げろ」 公務執行妨害・扇動罪 批判の自由はOKだが、物理的行動を助長する言葉はNG。「監視しよう」「問いただそう」等に変更可
宗教や信条を侮辱 「××教はカルトだ」「信者は洗脳されてる」など 侮辱罪・名誉毀損・トラブル誘発のリスク 宗教団体に関する話題は、「組織的問題」や「制度の影響」に絞るのが安全